STD_B_title
STDexplainB_1

病原体による分類

性病(性感染症)のは、細菌が病原体である感染、ウィルスが病原体である感染、原虫や寄生虫が病原体である感染に分類されます。

細菌が病原体のものは、クラミジア感染症、淋菌感染症、カンジダ症、梅毒などがあります。

ウィルスが病原体のものは、HIV感染症、B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス、HPV(子宮頸がん)、尖圭コンジローム、性器ヘルペスなどがあります。

原虫や寄生虫が病原体のものは、トリコモナス症、ケジラミなどがあります。

クラミジア感染症

クラミジア感染症の病原体は、クラミジア・トラコマティスという病原体が感染し、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎などを引き起こします。

女性が感染すると、子宮頸管から始ま り子宮内腔を経て卵管から卵管采へと上行性に進行 そしてそのまま卵管采から腹腔内へクラ ミ ジアが侵入して広がります。

この結果子宮付属器の周辺では子宮付属器炎を形成し骨盤腔内では、骨盤腹膜炎を引き起こし、さらに上腹部に広がれば劇症の急性肝臓周囲炎も発症させます。

オラールセックスによる咽頭への感染も増えています。

性器クラミジア感染症の症状 女性の場合初感染時に自覚症状がほとんどありません。

そのため感染者は感染の機会があっても感染を自覚することは無く、無自覚性感染者がさらに複数のパー トナーがあるような場合には新たな感染源となる可能性があります。

女性の症状は、おりものの増加、軽い下腹部痛、性交痛などがありますが症状が無いことがほとんどです。

男性の症状は、軽い尿道炎で軽い排尿痛、残尿感、水っぽい分泌物などがあります。

DIS_C_4

淋菌感染症

淋菌感染症とは林菌よる感染症で’、男性では尿道炎と女性では子宮頸管炎を発症することが多いです。

戦後、抗菌薬が十分に入手できるようになり減少してきたものが、1999年頃から増加に転じ先進国で淋菌感染症が増えているのは日本だけです。

女性にとっては不妊症の原因ともなり肝臓周囲炎の発症まで進行する場合も有ります。

女性が感染すると子宮頸管から上行性に子宮、卵管を経由して腹腔内へ感染が波及するため,卵管周囲の癒着や卵管の疎通性の障害など、卵管性不妊症の原因となります。

オーラルセックスによ り喉に感染し咽頭炎や扁桃炎の原因ともなり、咽頭での保菌 ・ 感染は、女性で性器に淋菌が確認された患者の20~30%に男性では10~20 %に淋菌の咽頭での淋菌が確認されています。

風俗産業の氾濫で咽頭炎が多発し症状が乏しい感染実態から治療の機会のないまま複数のパー トナーに感染させる原因ともなっています。

男性での典型的な症状は感染の機会があってから2~7日くらいの後に、灼熱感を伴う排尿痛、尿道口よりだらだらとした黄緑色の排膿をもって発症します。

急性尿道炎と して発症するのが一般的で、放置すると前立腺炎,、副睾丸炎となり後遺症と して尿道狭窄が起きます。

女性では膣から子宮頚管におよび子宮頚管炎を引き起こし、症状としてはおりものの増加、膿のようなおりもの、おりものの悪臭、などです。

男性に比べて女性では症状が少なく気が付かなく約8割の女性が無症状です。

感染が上行性に腹腔内に広がり子宮内膜炎,、卵管炎,、骨盤 内感染症を起こ し発熱と下腹痛などがあります。

後遺症と して不妊症が起きる他、咽頭や直腸への感染や産道感染により新生児結膜炎を発症します。

淋病検査キット

エイズ・HIV感染症

HIV感染症は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した状態のことを言い、HIVの感染によって免疫力が低下し、日和見感染症や悪性腫瘍を合併した状態を後天性免疫不全症候群AIDS、エイズといいます。

HIVに感染すると、ただちにエイズが発症することはなく、感染初期、無症候期、エイズ発症期の経過をたどりその後免疫機能が低下して、厚生労働省の指定する23の合併症がみられたときに、エイズと診断されます。

HIVに感染してから2〜6週間には、50〜90%の人に発熱、リンパ節腫脹、咽頭炎、皮疹、筋肉痛、頭痛、下痢等が症状として出ますが、HIV感染以外でもでる症状なので、HIVに感染したかを調べるためにはHIV検査を受けるしかありません。

HIVは血液などの体液を介して感染するため、性行為、出血を伴う性行為、輸血などで感染します。

他の性感染症に感染している場合、粘膜に炎症を起こしていることから感染しやすくなります。

DIS_B_3

梅毒

梅毒は梅毒トレポネーマに感染することにより発症する性感染症で、感染すると2〜3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が出ます。

ペニシリンなどの抗生物質が有効ですが、治療しないと症状は段階的に進行して、感染が持続し神経梅毒のよ う に病態は変化し最終的には中枢神経まで侵されます。

感染後、約1週間から13週間の潜伏期間を経て発症し、症状は4期に分類されています。

第1期

感染後、3週間から3か月の状態で、トレポネーマが侵入した陰部、口唇部、口腔内に、無痛性のしこりができ膿を出すようになります。

このしこりはすぐ消えますが、まれに潰瘍となることがある他、股の付け根の部分である鼠径部(そけいぶ)のリンパ節が腫れることがあります。

第2期

感染後、3か月から3年の状態で、全身のリンパ節が腫れ、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでる場合があります。

全身に発疹が現れ、赤い目立つ発しんが手足の裏から全身に広がり、顔面にも現れます。

約1か月程度で消失しますが、抗生物質で治療しない限りトレポネーマは体内に残っています。

第3期

感染後3から10年の状態で、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生します。

第4期

感染後10年以降の状態で、多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳、脊髄、神経を侵され麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こし、死亡に至ることがあります。

梅毒検査

トリコモナス

トリコモナス感染症は、トリコモナスと言う寄生生物に感染することで発症する性感染症です。

女性では主に膣に感染して膣炎を、男性では主に尿道に感染して尿道炎を起こします。

感染経路は性行為による感染が多いため性行為の多い成熟期の女性に多く、高齢者にはあまりみられません。

性行為による感染以外に、衣類、タオル、浴槽縁などを介しての感染もある他、分娩時の母体からの産道感染などの母子感染も稀にあります。

男性は無症状であることが多いのですが、症状が出る場合は、陰茎内部の刺激、尿道からのうみの排出、排尿痛、性交痛などがあり、通常2、3週間で症状は消えます。

自然に症状が消えた場合でも、治療を受けない限り、性交渉の相手女性に膣トリコモナスを感染させる可能性があります。

女性は感染すると症状が現れ、膣トリコモナス感染後、通常5-28日以内に症状が出ます。

おりものの悪臭、黄緑色の泡立ったおりもの、性交時や排尿時の不快感、陰部の刺激やかゆみ、下腹部痛などが主な症状です。

トリコモナス検査

カンジダ症

膣カンジダとは、カンジダ菌が免疫力の低下なおで増殖し起こる感染症です。

カンジダ菌は常在菌で表皮や消化管、膣粘膜に普通に生息し健康な人体は免疫により増殖を防いでいますが、免疫力が落ちると増殖し日和見感染を起こします。

性器カンジダ症は、男性器では、体外に露出していて通気性が良いので起こりにくいとされますが、包茎の人は発生率が上がります。

症状は、性器のかゆみ、粘度の高い、白い、酒粕(カッテージチーズ)状のおりもの、腟の刺激、熱感、外陰の発疹や発赤、排尿痛、性交痛などです。

カンジダ検査

HPV(子宮頸がんの原因)

ヒトパピローマウイルス(HPV)は皮膚や粘膜に感染するウイルスで、子宮頸がんの原因となります。

HPVは100種類以上あり、その中でも、HPV 16型とHPV 18型と呼ばれる2種が、子宮頸がんを発症している女性の約80%から見つかっています。

HPVは、性行為で感染することが多く、性器のまわりの皮膚や粘膜との密接な接触などによっても感染します。

子宮頸がんを引き起こす発がん性HPVに感染しても、子宮頸がんになるまでには、通常、数年~十数年かかるので、定期的な子宮頸がん検査を受けていれば、がんになる前の状態を発見することが可能です。

子宮頸がんになった場合、子宮や子宮のまわりの臓器を摘出することもあり、妊娠や出産を望まない女性であっても、後遺症が残ります。

HPV検査

B型肝炎ウィルス

B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)が血液や体液を介して感染して起きる肝臓の病気で、成人がH感染すると一過性に発症する急性肝炎と持続感染する慢性肝炎の2つに大分されます。

B型急性肝炎は、HBVに感染してから1-6ヶ月の潜伏期間を経て、全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、褐色尿、黄疸などが出現します。

尿の色は濃いウーロン茶様であり、黄疸はまず目の白目の部分が黄色くなり、その後皮膚も黄色みを帯びてきます。

一方、B型慢性肝炎では、自覚症状はほとんどありません。

B型急性肝炎になると上記の症状が出現しますが、一般に数週間で肝炎は極期を過ぎ、回復過程に入ります。

一方B型慢性肝炎は数年~十数年間は肝炎は発症せず、HBVは排除されずに体内で共存しています。

免疫がHBVを病原菌であると認識すると、リンパ球がHBVを体内から排除しようと攻撃を始めますが肝細胞も一緒に破壊することで肝炎が起こります。

一過性の肝炎を起こした後、肝機能が安定したままの人がおよそ80-90%で、残りの10-20%の人は慢性肝炎へと移行し、その中から肝硬変、肝臓癌になる人が出てきます。

ウィルス検査キット

C型肝炎ウイルス

C型肝炎とはC型肝炎ウイルス(HCV)の感染により起こる肝臓の病気で、HCVは血液を介して感染の他、出産や性交渉の際にも感染の可能性があります。

C型肝炎ウイルスは感染後、2~14週間の潜伏期間を経て急性肝炎を起こすことがありますが、比較的稀で、60~80%の症例が慢性化します。

慢性肝炎の段階ではほとんどの場合自覚症状が無く、症状が有る場合は、体がだるいと、疲れやすい、食欲不振などがあります。

慢性肝炎が肝硬変まで進行すると手のひらが赤くなってきたり、黄疸、むくみ、腹水、鼻血など出血、出血が止まらないなど症状がでます。

慢性肝炎は約20年の経過で約30~40%の患者さんが肝硬変に進行し、さらに肝硬変の患者さんにおいて年率約7%の頻度で肝癌を合併します。

ウィルス検査キット

毛じらみ症

ケジラミ症は、吸血性昆虫であるケジラミが性行為によって陰毛に寄生し発症しますが、寝具や浴場の脱衣かごから感染することもあります。

症状は寄生部位の激しいかゆみと皮疹が無いことが特徴的ですが症状が出ない人もいます。

ケジラミはケジラミはヒトにのみ寄生し幼虫から成虫まで人間より吸血し血液を栄養源としています。

吸血は1日に数回行われ、吸血した血液を栄養分として成長し、脱皮を繰り返し成虫となり、交尾後メスは産卵し、卵は毛の根元付近に産み付けられます。

ケジラミの多くは陰毛が生えているところに寄生しますが、肛門周囲、腋毛、胸毛、太ももの短毛に寄生する他、稀に鬚、眉毛さらには頭髪にも寄生します。

STDexplainB_2
BackEnd_STD

男性の性病検査キット 女性の性病検査キット
  • 誰にも知られず簡単検査 性病(性感染症)検査キット専門店 宅配ドクター
  •                                        

このページの先頭へ