身体症状(発熱・倦怠感・嘔吐・下痢・体重減少)が出たら性病なのか? | 宅配ドクター

1身体症状(発熱・倦怠感・嘔吐・下痢・体重減少)

さくら
微熱と悪寒が続いているんだけど、風邪でもひいたのかな?
まちこ先生
典型的な風邪の症状のようね。

風邪は一つの病気ではなく風邪症候群と呼ばれ病原体となった細菌やウィルスの種類や感染部位によって異なる症状が出るのよ。

発熱は体内に異物や病原体が入った時に起こる、免疫による防御反応なのよ。

「風邪の場合は病原体が鼻に感染するとそこで増殖し炎症を起こすと鼻水や鼻づまりになるし、のどや気管支に感染し炎症を起こすと咳や淡の症状が出ます。」

参照記事:喉が痛い、痰が出る、は性病の症状なのか?

冬に流行する「インフルエンザ」「気管支炎」などと合わせて、「風邪症候群」と呼ばれます。

まちこ先生
でもね、風邪と思ったその症状、実は重大な病気が原因かもしれないの?
さくら
え?重大な病気!

風邪と間違えやすい全身症状

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 体重減少

発熱・倦怠感・嘔吐・下痢・体重減少などの身体症状と病気

発熱と病気

身体症状は体内に異物や病原体が入った時にそれを外に出そうとする反応なので、なんらかの感染症の可能性がありますが、風邪など軽度な感染症も同じような症状なので「ほっとけば治るかな?」と放置されてしまうことがほとんどです。

発熱の基準
微熱
37.0~37.9度
中等度熱
38.0~38.9度
高熱状態
39.0度以上
発熱の時に考えられる主な病気

風邪、インフルエンザ、肺炎

倦怠感と病気

倦怠感は疲労や心理的なストレスでも感じるごく一般的な症状で、疲労の場合は末梢疲労と中枢性疲労に分類されます。

末梢疲労とは、過度な運動などで筋肉が疲労すると脳へ信号が送られて感じる疲労で、中枢性疲労は、長時間の考え事や精神的な緊張状態が続いたときに、脳が働かなくなって感じる疲労感です。

その他、疲労や全身の倦怠感が出る身体疾患もあります。

倦怠感を感じる時の時に考えられる主な病気

風邪、高血圧や貧血、糖尿病、悪性腫瘍

嘔吐と病気

嘔吐は胃や食道に重大な疾患を抱えているケースから、アレルギー物質を食べてしまった場合、病原体を経口摂取した場合、乗り物酔いなど脳内にある嘔吐中枢が病気、ストレス、乗物酔いなどの因子による刺激で起きます。

嘔吐を感じる時の時に考えられる主な病気

風邪、胃や十二指腸など内臓の疾患、食中毒、アレルギーなど

下痢と病気

下痢とは、通常は直腸で吸収される水分が十分に吸収されず固形状の弁ではなく水状の便が出る状態です。

多くの下痢では排便の回数が増えますが1日1回でも便が水状なら下痢と呼ばれます。

下痢は、急性下痢と慢性下痢に分けられ、急性の感染性下痢は、細菌やウイルス、寄生虫などによって起こり、慢性の下痢は、細菌やウイルスなどによる感染性以外には、消化器の病気によって発症します。

下痢の時に考えられる主な病気

風邪、食中毒、細菌やウィルスの感染症、消化器官の病気など

体重減少と病気

体重は人間が日常生活で消費されるエネルギーを摂取エネルギーが下回ると減少します。

ダイエットや激しい運動、精神的なストレスによる食欲低下によっても減少しますが、何らかの疾患によっても減少します。

体重減少の時に考えられる主な病気

風邪、悪性腫瘍、感染症、腎疾患、心疾患、消化器疾患、精神疾患、甲状腺機能亢進症、アジソン病など

さくら
風邪と同じような症状ってこんなにあるんだね。
まちこ先生
発熱・倦怠感・嘔吐・下痢・体重減少は、どの症状も「風邪かもしれない」「なんだか体調が悪い気がするけれどもたいしたことはない」と軽視されがちなものばかりだけど、もし風邪以外の病気だったらどれも直ぐに治療が必要なものばかりだから決して軽視できないのよ。

発熱・倦怠感・嘔吐・下痢・体重減少などの症状が出る性病の種類

ひろと
風邪のような症状が出る病気がたくさんあるのはわかったけど。

性病でこれらの症状が出ることってあるの?

まさお先生
風邪と間違えるような症状が出る性感染症はHIV初期症状、2期梅毒、B型およびC型肝炎などがあるね。

これらの病気は感染者との性行為により精液や血液などが接触し感染する病気で、HIV、肝炎ウイルスは血液感染が主で針の消毒不十分、血液製剤やチューブなどを介しても感染するから性行為以外でもカミソリや髭剃り、針の共用で感染するんだよ。

病気の種類 症状
HIV感染の初期症状 HIVウィルスが体内に侵入後、2~3週間するとHIV血症は急速に増殖しピークに達するが、この時期に発熱、咽頭痛、筋肉痛、皮疹、リンパ節腫脹、頭痛などの風邪やインフルエンザのような症状が出ます。
症状の程度は無症状から髄膜炎に至るほどの強いものまで様々で初期症状は数日から10週間程度で無くなり潜伏期間に入ります。
梅毒感染時の全身症状 梅毒の症状は第1期→第2期→第3期と段階を経て進行するが、その内の第2期で、発熱、倦怠感等の全身症状に加え、泌尿器系、中枢神経系、筋骨格系の様々な症状が出る場合があります。
B型肝炎の全身症状 比較的ゆるやかに発病し微熱程度の発熱、食欲不振、全身倦怠感、悪心・嘔吐、右季肋部痛、上腹部膨満感などの症状が出るがさらに進行すると黄疸が出るようになる。
C型肝炎の全身症状 全身倦怠感が初期症状として現れ、徐々に食欲不振、悪心・嘔吐、右季肋部痛、上腹部膨満感、濃色尿などが見られるようにななりさらに進行すると黄疸が出るようになる。


病気の概要

HIVが原因の全身症状

HIVウイルスがセックス、アナルセックス、オーラルセックスにより小さな傷や微量の血液で感染する病気です。

「全身症状として、HIV感染初期に発熱、咽頭痛、筋肉痛、皮疹、リンパ節腫脹、頭痛などがあります。」

参照記事:エイズとHIV感染症「ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して免疫不全を起こす疾患で血液や精液などの体液を介して感染する。」

梅毒が原因の全身症状

梅毒感染者とのセックス、アナルセックス、オーラルセックスにより病原体が感染し3期の段階を経て病気が進行します。

「第2期の全身症状として、発熱、倦怠感等の全身症状などがあります。」

参照記事:梅毒「感染経路は性行為、妊娠中、出生時の母子感染による、ペニシリンにより治癒するが病期を経て進行し第三期以降は治療が難しくなる。」

B型肝炎やC型肝炎が原因の全身症状

B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルスはセックス、アナルセックス、オーラルセックスにより血液や精液の接触で感染し、日本では院内感染や血液製剤による薬害などでの感染者も多いです。

「全身症状として、発熱、食欲不振、全身倦怠感、悪心・嘔吐、などの全身症状があります。」

これは免疫系が侵入したウイルスを駆逐しようと肝細胞を破壊し続けるため慢性的に肝炎が起こり、急性肝炎が起こると倦怠感や吐き気などの症状が現れます。

参照記事:ウィルス性肝炎(B型肝炎とC型肝炎)|感染後に慢性化すると5~10年後に肝硬変や肝臓がんに進む可能性

これらの4つの病気を予防するには

これらの病気はいずれも感染者との血液など体液の接触によって感染しますので、それらの接触を遮断するコンドームの使用は完全ではありませんが有効です。

また、血液が付着している可能性のあるカミソリ、髭剃りや針などの共用は避けましょう。

身体症状(発熱・倦怠感・嘔吐・下痢・体重減少)があった時の性病検査

身体症状はどれもはっきりとした症状ではないので、症状だけでどの病気であるかは特定できません。

これらの病気は血液検査により簡単に特定することが可能なので心当たりのある方は検査をして早期治療につなげてください。

男性の性病検査キット 女性の性病検査キット
  • 誰にも知られず簡単検査 性病(性感染症)検査キット専門店 宅配ドクター
  •                                        

このページの先頭へ